Get Even
Auro3D-Headphones対応で上下方向の定位が強め
基本的にMusicはなし
タイトル曲。ゲーム中インタラクティブに使われる時計の音が入っているためもしかしてプロシージャルでは?と思ったが
3回聞いても同じパターンだったためリニアと思われる。
https://www.youtube.com/watch?v=onq8fTnx6-4
https://www.youtube.com/watch?v=olOPDMsDa5Q
動画では表現しづらいがインタラクトのあるものに近づくとコントローラーが震える
特定のイベント点を通過するとある一音による演出が始まる
特定のゾーンを通過する際にスイッチしてピッチや音量が変化する
基本的にはイベントが進む方向に移動する方向に移動していくと音量などが大きくなったりテンポが早くなるなど
緊迫するような音に変化する
https://www.youtube.com/watch?v=03LFTtUKGEE&start=528
同じ箇所でもイベントによっては心拍音による演出になったりする。
心拍の場合も同様に進むと心拍が上がり、ゾーンの切り替え時に一際緊迫したパターンが入る。
おそらくWwiseの心拍デモのようにパターンを作り特定の場所に切り替えコライダーがありそう。
https://www.youtube.com/watch?v=XoOqOl4T2Cs
こちらは時計の音と例の音。
この音は耳鳴りなのか?とおもわせるように呼吸音に合わせてピッチが変化しエフェクトも変化する
https://www.youtube.com/watch?v=bzA8vBgmnvU
記憶にまつわる何かを見つけるシーンではMusicが流れる。ここも2回聞き直したがおそらくリニア。
Musicが流れ始めるまで鳴っている唸り音がおそらくプレイヤーの頭痛=ダイジェスティック音楽であり、
そこから流れるMusicがノンダイジェスティブ音楽が加わる演出が”ハイブリットIM”の一例かと思われる。
https://www.youtube.com/watch?v=trrMgP5Abx8
Audiokinetic Blog
「ステムをたくさん作って、レイヤーで変化させて、それで充分か?このままずっと?私は疑っている。我々のメディアは進化し続けている。AI、ライティング、物理、などなど、でも音楽はどうだろう。インタラクティブミュージックはまだ始まったばかりで、この先10年で更に進化し、もっと多用な手段が使われるようになるはずだ」
「録音されたものとリアルタイムのものを同時に鳴らすのをハイブリットIMと呼んでいる。」
Wwiseではそのように、MIDIと録音が区別なくMusicEditor上で配置できる。こうすることで、(現行機では難しい)テンポ変更が可能になる。あるいは、音の強弱や表情をシームレスに変えることができる。
「Get Evenの独自性と、VRと音楽の相性を鑑みて、このようにルールを定めた。「全ての音楽はダイジェティックに始まり、その後抽象的(ノンダイジェティックなBGM)に変化する」」
「Wwiseは新たな要素を、単に新たな目的のためだけではなく、それまでの利便性を兼ね備えて出しているのが凄い。HIMのような事を、3Dのサウンドエミッターと接続することができ、2Dの音楽と同期して鳴らすこともできる。これは素晴らしい。」
ステルス戦闘の楽曲が上記のダイジェステティブ(3Dエミッター)に始まりノンダイジェスティブ(2Dエミッター)に変化するのがわかりやく確認できる。
ダイジェスティックな音楽として駐車場内の館内ラジオのように楽曲が聞こえている状態から、
敵に発見されると抽象的な戦闘曲がノンダイジェスティックな音楽として聞こえる状態に切り替わる。
その後敵の警戒が解かれるとまたダイジェスティックな音楽に戻る。
その際音楽的にも定位感としても自然に遷移する。
https://www.youtube.com/watch?v=J2w99_TRvVE
長めに戦闘曲を確認すると平常時=安静曲は常に同じ様だが、戦闘中曲及び、戦闘から平常時に移行する間の隠れ状態曲は異なる様に実装されている。戦闘曲は同じフレーズを繰り返しループさせているが毎回異なるシンセベースとオケのものを繰り返している。戦闘中曲から隠れ状態曲は同じスティンガー、隠れ状態曲から平常時の遷移はスティンガーなしのクロスフェードで遷移する。2番目の戦闘曲が上動画のパターンと同じ様なのである程度決まった組み合わせから抽選されている様に思える。
※各状態の転換点を動画説明に記載しましたので追加検証可能です
https://www.youtube.com/watch?v=EzkEBe5W14M
Audiokinetic Blog
Is Hybrid Interactive Music the Future? PART II - Technical Demonstrations